Linuxコマンドを使ってファイルを操作する

SSHクライアント・ソフトウェアのPoderosa Terminalを使用して操作していく。

ダウンロード → Poderosa Terminal – プロフェッショナルのためのSSHクライアント

Poderosa Terminalでファイルを確認する

ソフトを起動してサーバにログインしただけの状態では、サーバの中身を確認することが出来ない。

Linuxコマンドを入力して中身を確認していく。

 $ ls

「 ls 」コマンドを実行することで、ファイル一覧を確認出来る。
また、続けてフォルダ名を入力して実行すると、そのフォルダの中身を一覧で確認出来る。

上記の画像では、サーバ内に「 web 」フォルダがあり、
「 web 」フォルダの中にはフォルダが1件、htmlファイルが1件あることが確認出来る。

操作したいファイルがある階層へ移動する

ファイルを確認出来たら、ファイルがある階層まで移動する。

$ cd フォルダ名

「 cd 」コマンドを実行することで、続けて入力したフォルダまで移動出来る。
ここでもう一度「 ls 」コマンドを実行すると、フォルダの中身が確認出来る。

ファイルを丸ごとコピーして別名保存をする

$ cp コピー元ファイル名 コピー先ファイル名

また、コピーしたい対象がファイルではなくフォルダの場合、オプションの「 -r 」を付け加える。

$ cp -r コピー元フォルダ名 コピー先フォルダ名

コマンドでファイルを編集する

Poderosa Terminal上でファイルのテキストを編集する。

$ vi ファイル名

「 vi 」コマンドを実行すると、対象のファイルがテキストデータである場合に直接編集することが出来る。
起動直後は文字入力が出来ないようになっているため(コマンドモード)、「 i 」キーを押し、文字入力可状態(編集モード)にする。

編集が完了したら、「 Esc 」キーを押して編集モードからコマンドモードに移行し、変更を保存する。

:w

「 :w 」コマンドで変更を保存。

:q

「 :q 」コマンドを実行し、「vi 」を終了する。